DTI光×auセット割に注意!auスマートバリューとは別物【スマホ割引】

三菱電機のISP事業としてスタートし、現在は、フリービット株式会社が運営する「DTI光」

DTI光では、auのスマートフォン・携帯電話とのセット割「DTI光×auセット割」により月額料金を安くすることが可能です。

ただし、同じauスマートバリューとは大きな違いがあり、よく考えて契約をしないと損をする可能性があります。

この記事では「DTI光×auセット割」と「auスマートバリュー」の違いについて分かりやすくまとめてみました。

DTI光「DTI光×auセット割」とは

DTI光×auセット割とは、

  • 光回線「DTI光」
  • スマートフォン「au」

の両方を契約することで受けられる割引サービスです。

月額最大1,200円割引

DTI光×auセット割による割引額は、プランによって次のように変わります。

機種 対象プラン 毎月の割引額
スマートフォン ・データ定額5/8/10/13/20/30
・U18データ定額20
・データ定額5cp
・LTEフラット
・ISフラット
・プランF(IS)/プランF(IS)シンプル
1,200円
・データ定額1/2/3
・auピタットプラン※カケホ/スーパーカケホのみ。シンプルは対象外。
・auフラットプラン20/30
・データ定額3cp
・シニアプラン
・ジュニアスマートフォンプラン
・LTEフラットcp(1GB)
500円
auタブレット ・LTEフラット for Tab / Tab(L)
・LTEフラット for Tab (i)
・LTEフラット for DATA(m)
・LTEダブル定額 for Tab / Tab(i)
1,200円
auケータイ ・データ定額 5(ケータイ/V)/8(ケータイ/V)/10(ケータイ/V)/13(ケータイ/V) 1,200円
・データ定額1(ケータイ/V)/2(ケータイ/V)/3(ケータイ/V)
・カケホ(3Gケータイ・データ付き)
500円
auスマホ「データ定額5」で契約すれば、1年間で14,400円、2年間で28,800円もお得なる計算ですね。

auスマートバリューとは別物

ここで注意していただきたいことは「DTI光×auセット割」と「auスマートバリュー」は全く違った割引サービスという点です。

具体的には、

  • DTI光×auセット割 → DTI光から割引(1回線まで
  • auスマートバリュー → auスマホなどから割引(最大10回線まで

という大きな違いがあります。

そして、重要なことは、DTI 光 × au セット割は、”auスマートバリュー”と併用(同時割引)できないという点です。

どちらも対象となっている「光回線」と「スマートフォン」を契約することで割引が適用されますが、内容が全く違ってきてますね。

1人暮らし「ネットのみ」なら”DTI光×auセット割”

結論を言ってしまうと、DTI光×auセット割は、1人暮らしで「ネットのみ」を契約している場合にお得です。

割引名称 DTI 光 × au セット割 auスマートバリュー
割引額 -1,200円 -1,410円
必須オプション 0円 固定電話
(+500円)
実質割引額 -1,200円 -910円
auスマートバリューは、適用条件の一つに「固定電話の加入」があり、必要でなくても割引適用のために加入しなければなりません。

家族2人以上なら”auスマートバリュー”

家族2人以上になると「auスマートバリュー」を適用できるプロバイダを選択した方がお得です。

ここからは、

  • データ定額5
  • 固定電話は必要なし

という条件で「DTI 光 × au セット割」と「auスマートバリュー」の割引額を比較してみます。

DTI 光 × au セット割 auスマートバリュー
1人暮らし -1,200円 -910円
家族2人 -1,200円 -2,320円
家族3人 -1,200円 -3,730円
家族4人 -1,200円 -5,140円
家族5人 -1,200円 -6,550円
DTI 光 × au セット割では、家族が増えても割引額は毎月1,200円の一定です。

一方、auスマートバリューでは、家族が増えるに伴って割引額がどんどん増えていきます。

また、auスマートバリューは、同居中の家族だけでなく、住所が違う50歳以上の”家族”も割引を適用することが可能です。

最後に

DTI光×auセット割は、あくまでもDTI光の月額料金から毎月最大1,200円を割引できるサービスです。

auスマートバリューのように複数台のスマートフォンの月額料金から割引することはできません。

これを知っていないと「家族みんなのauスマートフォンの料金が安くなると思ったのに全然安くならなかった・・・」という事態に陥ってしまいます。

家族2人以上が「auスマートフォン」を使っているのであれば、auスマートバリューを適用できるプロバイダを選んだほうがお得になるケースは多いです。

auスマホセット割「auスマートバリュー」を対応のプロバイダ一覧

逆にauユーザーで一人暮らし「ネットのみ」で2年以内に引っ越しする予定があるのであれば、DTI光を選んだほうがお得になります。

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家電量販店での光回線販売員時代に感じた「インターネット光回線のプランは複雑すぎる。」を解消するために、当ブログを立ち上げました。ファイナンシャルプランニング技能士(FP)の知識も活かして家庭の通信費を削減・節約できる情報を分かりやすく解説します。