ビッグローブ光の違約金は2万円、解約金を0円で済ます方法

ビッグローブ光を解約しようと思ってるけど、どのくらいかかるのだろう?

この記事では、ビッグローブ光の解約にかかる費用と違約金0円にする方法を解説します。

ビッグローブ光の解約にかかる費用

まず、ビッグローブ光を解約する際は、

  • 違約金
  • 工事費の残額

の2つの費用がかかる可能性があります。

違約金

ビッグローブ光の違約金は20,000円です。

ビッグローブ光の契約成立月を1ヶ月目として、36ヶ月目、72ヶ月目が違約金が発生しない月となります。

ビッグローブ光の月別の違約金
利用期間 違約金
1ヶ月目
(開通月)
20,000円
35ヶ月目 20,000円
36ヶ月目
(契約更新月)
0円
37ヶ月目 20,000円
71ヶ月目 20,000円
72ヶ月目
(契約更新月)
0円

例えば、2017年1月13日に契約をした場合、

  • 2020年1月(36ヶ月目)
  • 2023年1月(72ヶ月目)

に解約しないと、20,000円の違約金がかかってきます。

ビッグローブ光(3年プラン)について

通常、ビッグローブ光に申し込むと「ビッグローブ光(3年プラン)」に加入することになります。

これは、最低利用期間を設けることを条件にキャッシュバックを受けられるサービスです。

キャッシュバックは、

  • 標準工事費0円
  • 25,000円の口座送金
  • 無線LANルーター(IPv6対応)が1年間0円

とお得な内容になりますが、もし、3年未満に解約してしまうと、違約金として20,000円を払わなければなりません。

そして、ビッグローブ光(3年プラン)で特に注意すべき点は、自動更新です。

これは、契約から3年が経過すると、新たに”3年縛り”がスタートするというものです。

つまり、3年が過ぎても、自動更新により最低利用期間が継続するということ。

もし、違約金を払いたくなければ、36ヶ月目の「契約更新月」に解約手続きをする必要があります。

工事費の残額

また、ビッグローブ光では、新規で申し込んだ場合、40ヶ月以内に解約すると工事費の残債が一括請求される可能性があります。

ビッグローブ光の月別の工事費の残債
利用期間 戸建て
1ヶ月目
(開通月)
30,000円
6ヶ月目 26,250円
12ヶ月目 21,750円
18ヶ月目 17,250円
24ヶ月目 12,750円
30ヶ月目 12,750円
36ヶ月目 3,750円
40ヶ月目 750円
41ヶ月目 0円

例えば、ビッグローブ光を12ヶ月利用してから解約すると、工事費の残債21,750円を払わなければなりません。

フレッツ光から乗り換え(転用)で、すでにフレッツ光の工事費用を払い終えてた場合は、工事費の残債はかかりません。

ビッグローブの工事費について

ビッグローブ光を利用するには、電柱から自宅に光回線を引き込む簡単な工事をする必要があり、当然、工事費用も発生します。

ビッグローブ光の工事費用
戸建て マンション
転用 0円 0円
新規 30,000円
(分割:750円 × 40回)
27,000円
(分割:675円 × 40回)

※光ファイバー導入済みで屋内配線が必要なければ、工事費用は19,600円(分割:490円 × 40回)になります。

工事費用は、ビッグローブ光(3年プラン)により、毎月割引されて実質無料となっています。

しかし、途中解約すると、残りの工事費用を一括で請求されてしまいます。

工事費の残債は、次のように計算できます。

  • 一戸建ての工事費の残債 = 30,000円 -(利用した月数 – 1)× 750円
  • マンションの工事費の残債 = 27,000円 -(利用した月数 – 1)× 675円

例えば、戸建てで15ヶ月目に解約した場合、30,000円 – 14 × 750 = 19,500円の工事費の残債が請求されます。

解約金0円で済ませる方法

仮にビッグローブ光を契約してから、1年目で解約をすると以下の解約金が発生します。

種別 金額
3年プランの違約金 20,000円
工事費の残債 21,750円
合計 41,750円

インターネット光回線を解約するだけなのに、4万1,750円も支払わないといけないのは、とんでもなくキツイです。

これらの解約金を0円で済ませるには、

  • 解約金が0円のタイミングを狙う
  • 解約金を全額負担してくれるプロバイダを選ぶ

の2通りの方法があります。

解約金が0円のタイミングを狙う

まず、一つ目が「違約金」「工事費の残債」がかからないように、タイミングよく解約する方法です。

具体的には、

  • 契約満了月(36ヶ月目、72ヶ月目)に解約して、違約金を0円にする
  • 40ヶ月以上利用して、工事費の残債を0円にする

という方法になります。

ただ、この方法は、タイミングが難しく、長期間待たなければならないケースも出てきます。

もし、「違約金」「工事費の残債」の両方を0円にしようと思ったら、72ヶ月目に解約を申し出る必要が生じてきます。かなり長いですね。

そのため、タイミングを合わせて解約するとなれば、36ヶ月目に解約することをおすすめします。

これなら、工事費の残債3,750円分だけで済みます。

日割り計算されない

ビッグローブ光の解約の際は、解約月の月額料金が日割り計算になりません。

だから、5日に解約しても、15日に解約しても、25日に解約しても、解約月は同じ月額料金(戸建て4,980円、マンション3,980円)がかかってきます。

できれば、月末に解約した方がお得です。

ビッグローブカスタマーサポートインフォメーションデスク(0120-86-0962)に連絡をすると、「契約満了月」「工事費の残債」を確認できます。

解約金を全額負担してくれるプロバイダを選ぶ

もう一つの手段が違約金・解約金を満額還元(キャッシュバック)してくれるプロバイダに乗り換えることです。

残念ながら、あまり選択肢は多くありませんが、これなら、長期間待たされることなく、プロバイダを変更できます。

中には、違約金・撤去工事費を10万円まで負担してくれるプロバイダもあるので、一度、確認してみてはいかがでしょうか?

インターネット光回線の違約金・解約金を全額負担してくれるプロバイダ一覧

ビッグローブ光の解約手順

ビッグローブ光の解約手続きは、電話またはWebからとなります。

ビッグローブカスタマーサポートインフォメーションデスク

0120-86-0962(通話料無料)

※受付時間10:00~19:00 一般電話、携帯・PHS対応

上記の受付窓口に電話をしてから、ビッグローブ光を解約する旨を伝えましょう。(このときに解約金について最終確認するのも良いでしょう。)

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ソフトバンク光は、どこの窓口で申し込んでも「品質」「月額料金」「初期費用」などは変わらないので、キャッシュバック額が高く、安心・確実にもらえる代理店から申し込むのをおすすめします。

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家電量販店での光回線販売員時代に感じた「インターネット光回線のプランは複雑すぎる。」を解消するために、当ブログを立ち上げました。ファイナンシャルプランニング技能士(FP)の知識も活かして家庭の通信費を削減・節約できる情報を分かりやすく解説します。