auひかりのマンションタイプは7種類!料金や通信速度を分かりやすく解説

auひかりを自宅のマンションで使いたい。

そのためにauひかりのマンションプランについて調べたけど、

  • auひかりマンションタイプV
  • auひかりマンションタイプG
  • auひかりマンション都市機構デラックス
  • auひかりマンションタイプE
  • auひかりマンションタイプF
  • auひかりマンションギガ
  • auひかりマンションミニギガ

の7種類も提供タイプがあることが分かった。

提供タイプによって月額料金や通信速度も変わり非常にややこしい。

この記事では、auひかり「マンション」の提供タイプや月額料金、通信速度について解説していきます。

auひかりのマンションの種類は自分で選べない

先に言っておくと、auひかりのマンションの提供タイプは、あなたが住む建物によってあらかじめ決められています。

そのため、

「通信速度が速いタイプがいい!」

「月額料金が安いタイプがいい!」

と自分で選択することはできません。

マンションの種類を調べる方法

あなたが住んでいるマンションがどのタイプに属するかを調べるには、

  1. auの提供エリア検索を使う
  2. 窓口に申し込んで判定してもらう

の2通りの方法があります。

1、auの提供エリア検索を使う

まず『auの提供エリア検索ページ』に移動してから「郵便番号」を入力します。

住居タイプの選択は「マンション・アパートなど」にして「提供タイプと料金プランの確認」をクリックしましょう。

続きの住所を選択します。

ここで自分の住んでいるマンションを選択してから「次へ」に進みます。

お住まいのマンションの”提供タイプ”が表示されます。

今回のケースでは「タイプV 個別型(16契約以上)」が提供タイプです。

このまま申し込みに進むこともできますが、公式サイトはキャッシュバックが少なく4~5万円以上損してしまいます。

auひかりは、どこの窓口で申し込んでも「品質」「月額料金」「初期費用」などは変わりません。

auひかりのキャンペーン・キャッシュバック比較!公式・代理店おすすめは?』を参考にして、キャッシュバック額が大きく、確実に受け取れる窓口から申し込むことをおすすめします。

2、窓口に申し込んで判定してもらう

ちょっと面倒だなと感じた場合は、直接窓口に聞けば「提供タイプ」だけでなく、初期工事費や月額料金、通信速度なども教えてくれます。

提供タイプなどを聞いてからキャンセルしても、開通工事をしない限りはキャンセル料は発生しません。

申し込み窓口に関しては『株式会社NNコミュニケーションズ』がキャッシュバック額が多く、確実に受け取ることもできておすすめです。

auひかりマンションの提供タイプを比較

auひかりのマンションの提供タイプが分かったところで「月額料金」「通信速度」は、どのように変わってくるのでしょうか?見ていきましょう。

提供タイプ 月額料金 通信速度
タイプG 16契約以上:3,800円
8契約以上:4,100円
下り:664Mbps
上り:166Mbps
タイプV 16契約以上:3,800円
8契約以上:4,100円
下り:100Mbps
上り:100Mbps
都市機構デラックス 3,800円 下り:100Mbps
上り:100Mbps
タイプE 16契約以上:3,400円
8契約以上:3,700円
下り:100Mbps
上り:100Mbps
タイプF 3,900円 下り:100Mbps
上り:100Mbps
マンション ギガ 4,050円 下り:1Gbps
上り:1Gbps
マンション ミニギガ 5,000円 下り:1Gbps
上り:1Gbps

※マンションの状況によって通信速度が変わる可能性もあります。

この表を見ると「通信速度が速いマンションギガを選ぼう」「月額料金が安いタイプGの16契約以上を選ぼう」と思うかもしれませんが、先ほども伝えたとおり、自分で提供タイプを決めることはできません。

あなたが住んでいるマンションの提供タイプが「タイプF」であれば、それ以外を選ぶことはできないのです。

auひかり「マンション」の通信速度は配線方式で違ってくる

なぜ、auひかりのマンションでは、提供タイプによって通信速度が変わってくるのでしょうか?

それは、マンションによって配線方式が違ってくるからです。

主な配線方式としては、

  • VDSL方式(タイプG、タイプV、都市機構デラックス)
  • LAN方式(タイプE)
  • 光ファイバー方式(タイプF、マンション ギガ、マンションミニ ギガ)

の3つに分けることができます。

VDSL方式(タイプG、タイプV、都市機構デラックス)

VDSL方式とは、基地局からマンションまで光ファイバーで引き込み、そこから部屋までを「電話線」で繋げる方法を言います。

出典:auひかり「マンションタイプG」

メリットは、既設の電話線を利用するため、大掛かりな工事が必要なく、月額料金も安く設定されていることです。

デメリットとしては、ノイズが入りやすく、伝導効率で劣る「電話線」で接続されているため、通信速度は劣ってしまうことがあげられます。

タイプGは、同じ電話線(メタルケーブル)が利用されていますが、新しい通信規格「G.fast」の導入により、従来のVDSL方式と比べて驚くほど高速なインターネットが実現されています。

LAN方式(タイプE)

LAN方式(イーサネット方式)とは、基地局からマンションまで光ファイバーで引き込み、そこから部屋までを「LANケーブル」で繋げる方法を言います。

マンションの住民全員で光回線終端装置を共有するため、

出典:auひかり「マンションタイプE」

メリットは、電話線に比べて干渉が少ない「LANケーブル」で接続されているため、安定したインターネットを楽しめることです。

デメリットとしては、マンションの住民全員で「光回線終端装置」を共有するため、利用人数によっては処理が追いつかず、光ファイバー方式と比べると通信速度が劣ってしまうことがあげられます。

光回線終端装置(ONU)とは、光ファイバーに流れる「光信号」をパソコンが認識できる「デジタル信号」に変換する重要な装置となります。

光ファイバー方式(タイプF、マンション ギガ、マンションミニ ギガ)

光ファイバー方式とは、基地局から部屋までを「光ファイバー」で繋げる方法を言います。

出典:auひかり「マンションギガ」

メリットは、インターネット接続に理想的な「光ファイバー」が部屋まで届いているので、安定的で高速のインターネット環境が実現できることです。

デメリットとしては、大掛かりな工事が必要であったり、最新の設備が必要になることから月額料金が高く設定されていることがあげられます。

タイプFは、マンションから部屋までにデータを送る通信機器の性能不足により、通信速度が100Mbpsに制限されています。

auひかり「マンション」の100Mbpsって遅い?

auひかりのマンションでは、通信速度が速い「タイプG」「マンション ギガ」「マンションミニ ギガ」もありますが、通信速度が最大100Mbpsの提供タイプが数としては多くなっています。

では、通信速度が最大100Mbpsは、そこまで遅いものなのでしょうか?

結論を言っておくと、普通にインターネットを利用するのであれば、特別遅く感じることはありません。

次の表を見ても通信速度100Mbpsであれば、ほぼ全てのことができることが分かります。

メール、LINE 0.2~1Mbps
Webサイト閲覧 1~2Mbps
Webサイト閲覧(画像が多い) 3~5Mbps
動画の視聴(HD画質) 5Mbps
動画の視聴(4K画質) 25Mbps
オンラインゲーム 10~50Mbps

シビアな動きが要求されるオンラインゲーム(FPSや格闘ゲームなど)をプレイするのは厳しいかもしれませんが、普通にインターネットで調べ物やSNSをしたり、動画を楽しんだりするなら、全く問題ありません。

最後に

auひかりのマンションの提供タイプは、

  • auひかりマンションタイプV
  • auひかりマンションタイプG
  • auひかりマンション都市機構デラックス
  • auひかりマンションタイプE
  • auひかりマンションタイプF
  • auひかりマンションギガ
  • auひかりマンションミニギガ

の7種類もありますが、自分で選ぶことはできません。

どうしても「auひかりのマンションで通信速度最大1Gbpsが出る部屋に住みたい」という場合は、部屋探しの段階で調べておく必要があります。

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auひかりは、どこの窓口で申し込んでも「品質」「月額料金」「初期費用」などは変わらないので、キャッシュバック額が高く、安心・確実にもらえる代理店から申し込むのをおすすめします。

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家電量販店での光回線販売員時代に感じた「インターネット光回線のプランは複雑すぎる。」を解消するために、当ブログを立ち上げました。ファイナンシャルプランニング技能士(FP)の知識も活かして家庭の通信費を削減・節約できる情報を分かりやすく解説します。