光ギガ(ハイビット)を解約しようと思ってるけど、どのくらいかかるのだろう?
この記事では、光ギガ(ハイビット)の解約にかかる費用と違約金0円にする方法を解説します。
目次
光ギガ(ハイビット)の解約にかかる費用
まず、光ギガ(ハイビット)を解約する際は、
- 違約金
- 工事費の残額
の2つの費用がかかる可能性があります。
違約金
光ギガ(ハイビット)の違約金は、最大20,875円です。
- 2年以内の解約で11,000円
- 契約更新月(満了月の翌月および翌々月)以外の解約で9,975円
の違約金が合算されて発生します。
利用期間 | 違約金 |
---|---|
1ヶ月目 (開通月) |
20,875円 |
~ | ~ |
24ヶ月目 | 20,875円 |
25ヶ月目 (契約更新月) |
0円 |
26ヶ月目 (契約更新月) |
0円 |
27ヶ月目 | 9,975円 |
~ | ~ |
48ヶ月目 | 9,975円 |
49ヶ月目 (契約更新月) |
0円 |
50ヶ月目 (契約更新月) |
0円 |
例えば、2017年1月13日に契約をした場合、
- 2019年2月(25ヶ月目)
- 2019年3月(26ヶ月目)
- 2021年2月(49ヶ月目)
- 2021年3月(50ヶ月目)
に解約しないと、最大20,875円の違約金がかかってきます。
通常、光ギガ(ハイビット)に申し込むと「光ギガ ファミリー長とく(光ギガ マンション長とく)」に加入することになります。
これは、2年間(24ヶ月間)の最低利用期間を設けることを条件に割引されるサービスです。
割引額は、契約期間によって違い、次のようになります。
戸建て(通常月額5,300円)
初月 | 4,980円(-320円) |
---|---|
2~12ヵ月 | 4,980円(-320円) |
13~24ヵ月 | 5,300円(0円) |
25~36ヵ月 | 5,250円(0円) |
37~48ヵ月 | 5,200円(-100円) |
49~60ヵ月 | 5,150円(-150円) |
61ヵ月~ | 4,500円(-800円) |
マンション(通常月額4,200円)
初月 | 3,980円(-220円) |
---|---|
2~12ヵ月 | 3,980円(-220円) |
13~24ヵ月 | 4,200円(0円) |
25~36ヵ月 | 4,150円(0円) |
37~48ヵ月 | 4,100円(-100円) |
49~60ヵ月 | 4,050円(-150円) |
61ヵ月~ | 3,400円(-800円) |
通常の月額料金よりお得になりますが、もし、2年未満に解約してしまうと、違約金として最大20,875円を払わなければなりません。
そして、この2年定期契約で特に注意すべき点は、自動更新です。
これは、契約から2年が経過すると、新たに”2年縛り”がスタートするというものです。
つまり、2年が過ぎても、自動更新により最低利用期間が継続するということです。
もし、違約金を払いたくなければ、25ヶ月目と26ヶ月目の「契約更新月」に解約手続きをする必要があります。
工事費の残債
また、光ギガ(ハイビット)では、新規で申し込んだ場合、24ヶ月以内に解約すると工事費の残債が一括請求される可能性があります。
光ギガ(ハイビット)の工事費用を分割で支払っていた場合は、一括請求される工事費の残債(戸建て・マンション同じ)は次の表のようになります。
利用期間 | 工事費の残債 |
---|---|
1ヶ月目 (開通月) |
24,000円 |
2ヶ月目 | 21,000円 |
6ヶ月目 | 17,500円 |
12ヶ月目 | 12,250円 |
18ヶ月目 | 7,000円 |
24ヶ月目 | 1,750円 |
25ヶ月目 | 875円 |
26ヶ月目 | 0円 |
~ | ~ |
例えば、12ヶ月利用してから解約したときは、工事費の残債12,250円を払わなければなりません。
※フレッツ光から乗り換え(転用)で、すでにフレッツ光の工事費用を払い終えてた場合は、工事費の残債はかかりません。
光ギガ(ハイビット)を利用するには、電柱から自宅に光回線を引き込む簡単な工事をする必要があり、当然、工事費用も発生します。
屋内配線を新設する場合 | 屋内配線を新設しない場合 | |
---|---|---|
転用 | 0円 | 0円 |
新規 | 24,000円 (分割:初回3,000+875円×24回) |
9,600円 (分割:初回3,000円+275円×24回) |
※工事担当者が訪問しなくていい場合は、工事費用2,000円を一括払い。
工事費用は、一括で支払うこともできますが、ほとんどの人は、「分割払い(24回)」を選択し、毎月の通信費と一緒に払っていると思います。
もし、光ギガ(ハイビット)を解約する際、この工事費用を完済していない状態だと、残りの工事費用を一括で請求されてしまいます。
工事費の残債は、24分割で支払っていた場合、2ヶ月目以降の工事費の残債は、次のように計算できます。
- 工事費の残債(屋内配線を新設する場合) = 24,000円 – 3,000円 -(利用した月数 – 2)× 875円
- 工事費の残債(屋内配線を新設しない場合) = 9,600円 – 3,000円 -(利用した月数 – 2)× 275円
例えば、工事費の残債(屋内配線を新設する場合)で15ヶ月目に解約した場合、24,000円 – 3,000円 – 14 × 875 = 9,625円の工事費の残債が請求されます。
解約金0円で済ませる方法
仮に光ギガ(ハイビット)を契約してから、1年目(24ヶ月目)で解約をすると以下の解約金が発生します。
種別 | 金額 |
---|---|
2年割の違約金 | 20,875円 |
工事費の残債 | 12,250円 |
合計 | 33,125円 |
インターネット光回線を解約するだけなのに、3.3万円以上も支払わないといけないのは正直キツイです。
これらの解約金を0円で済ませるには、
- 解約金が0円のタイミングを狙う
- 解約金を全額負担してくれるプロバイダを選ぶ
の2通りの方法があります。
解約金が0円のタイミングを狙う
まず、一つ目が「違約金」「工事費の残債」がかからないように、タイミングよく解約する方法です。
具体的には、
- 契約更新月(25ヶ月目、26ヶ月目、49ヶ月目、50ヶ月目)に解約して、違約金を0円にする
- 26ヶ月以上利用して、工事費の残債を0円にする
という方法になります。
ただ、この方法は、タイミングが難しく、長期間待たなければならないケースも出てきます。
もし、「違約金」「工事費の残債」の両方を0円にしようと思ったら、26ヶ月目に解約を申し出る必要が生じてきます。
現在、光ギガ(ハイビット)を転用(フレッツ光からの乗り換え)で契約している場合は、「工事費の残債」は0円なので気にする必要がないですが、それでも、チャンスは2年で2ヶ月だけになります。
光ギガ(ハイビット)の解約の際は、解約月の月額料金が日割り計算になりません。
だから、5日に解約しても、15日に解約しても、25日に解約しても、解約月は同じ月額料金がかかってきます。
できれば、月末に解約した方がお得です。
解約金を全額負担してくれるプロバイダを選ぶ
もう一つの手段が違約金・解約金を満額還元(キャッシュバック)してくれるプロバイダに乗り換えることです。
残念ながら、あまり選択肢は多くありませんが、これなら、長期間待たされることなく、プロバイダを変更できます。
中には、違約金・撤去工事費を10万円まで負担してくれるプロバイダもあるので、一度、確認してみてはいかがでしょうか?
光ギガ(ハイビット)の解約についてのよくある質問(Q&A)
光ギガ(ハイビット)の解約についてのよくある質問(Q&A)をまとめてみました。
Q. 光ギガ(ハイビット)の解約時は撤去工事もするの?
光ギガ(ハイビット)の解約時は、光ケーブルや機器設備の残置(そのまま残すこと)を選択することも可能です。
ただし、大家や管理会社からインターネット光回線の撤去を求められた場合は、賃貸借契約上、その支持に従う必要があります。
Q. 光ギガ(ハイビット)はクーリングオフできるの?
光ギガ(ハイビット)を含めてインターネット光回線やプロバイダの契約は、クーリングオフの対象外です。
その代わりに電気通信事業法で定められる
- 初期契約解除制度
を適用することができます。
初期契約解除制度は、クーリングオフと同じく、契約書面が届いてから8日以内であれば、自己都合であっても契約の撤回・キャンセルが可能になる制度です。
ただし、利用者にも一定の費用負担が求められるので注意が必要となります。
初期契約解除制度 | |
---|---|
違約金 | 支払い不要 |
事務手数料 | 自己負担 |
工事費用 (実施済みの場合) |
自己負担 |
月額料金 (日割り) |
自己負担 |
端末の返送料 | 自己負担 |
「初期契約解除制度を利用してキャンセルをしたい」ということを伝えなければ、通常の解約扱いとなり、違約金が請求される可能性があります。
光ギガ(ハイビット)の解約手順
光ギガ(ハイビット)の解約手続きは、電話で行えます。
0570-064-102(通話料無料)
※受付時間:10:00~18:00(年始年末除く)
※なかなか繋がらない場合は、折り返し希望フォームに必要事項を記入すると希望時間帯に担当者から電話がかかってきます。
上記の受付窓口に電話をしてから、光ギガ(ハイビット)を解約する旨を伝えましょう。(このときに解約金について最終確認するのも良いでしょう。)
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