大手通信キャリアであるNTTドコモが提供する光コラボのインターネット光回線”ドコモ光”
ドコモ光では、4つの契約プランから好きなもの選択することができます。
タイプA | 光回線+プロバイダ |
---|---|
タイプB | 光回線+プロバイダ |
タイプC | ケーブルテレビ回線+プロバイダ |
単独タイプ | 光回線のみ |
この中でも特異な契約プランが「単独タイプ」です。
通常、インターネットを利用するには「回線」と「プロバイダ」の両方を契約する必要がありますが、単独タイプは光回線のみとなっています。
では、ドコモ光の「単独タイプ」は、何のために存在しているのか?どのようなメリットがあるのか?紹介していきたいと思います。
ドコモ光「単独タイプ」とは
ドコモ光の「単独タイプ」とは、光回線のみを契約して、自分で別途プロバイを契約するプランとなります。
メリット
単独タイプの最大のメリットは、プロバイダを自由に選択できることです。
ドコモ光で光回線を利用したい場合、「タイプA」または「タイプB」から選ぶことになりますが、合計25社からしか選択できません。
タイプA(17社) | タイプB(8社) |
---|---|
・ドコモnet ・plala ・So-net ・GMOとくとくBB ・DTI ・Tigers-net.com ・BIGLOBE ・excite ・andline ・ic-net ・@nifty ・エディオンネット ・スピーディアインターネットサービス ・SYNAPSE ・TikiTiki ・楽天ブロードバンド ・hi-ho ・COARA |
・@ネクス ・SIS ・@TCOM ・OCN ・TNC ・Asahi Net ・WAKWAK ・@ちゃんぷるネット |
しかし、ドコモ光の「単独タイプ」を選択することにより
- Yahoo! BB
- IIJmio
- Toppa!(トッパ)
といったプロバイダを利用することができます。
単独タイプでもドコモ光セット割(ドコモ光パック)を適用可能
もちろん、ドコモ光の「単独タイプ」であっても、
- ドコモ光
- ドコモのスマートフォン
のスマホセット割であるドコモ光セット割(ドコモ光パック)を適用することが可能です。
一人で利用する場合
契約プラン | 割引額 |
---|---|
ウルトラデータLLパック (30GB) |
-1,600円 |
ウルトラデータLパック (20GB) |
-1,400円 |
データMパック (5GB) |
-800円 |
データSパック (2GB) |
-500円 |
ケータイパック (2GB) |
-500円 |
らくらくパック (200MB) |
-500円 |
家族で利用する場合
契約プラン | 割引額 |
---|---|
ウルトラシェアパック100 (100GB) |
-3,500円 |
ウルトラシェアパック50 (50GB) |
-2,900円 |
ウルトラシェアパック30 (30GB) |
-2,500円 |
シェアパック15 (15GB) |
-1,800円 |
シェアパック10 (10GB) |
-1,200円 |
シェアパック5 (5GB) |
-800円 |
- 1ヶ月で3,500円
- 1年間で42,000円
- 2年間で84,000円
も通信費を節約することができます。
デメリット
ドコモ光で「単独タイプ」を契約する最大のデメリットは、プロバイダ一体型「タイプA」「タイプB」と比較して月額料金が高くなってしまう点です。
例えば、ドコモ光で「単独タイプ + Yahoo! BB」を契約した場合、
タイプA | タイプB | 単独タイプ + YahooBB |
|
---|---|---|---|
戸建て | 5,200円 | 5,400円 | 6,200円 |
マンション | 4,000円 | 4,200円 | 4,750円 |
- 戸建ては → ドコモ光:5,000円、プロバイダ:1,200円
- マンション → ドコモ光:3,800円、プロバイダ:950円
「単独タイプ+ Yahoo! BB」の方が
- タイプAより「戸建て1,000円」「マンション750円」
- タイプBより「戸建て800円」「マンション550円」
も月額料金が高くなることが分かります。
- 1ヶ月で1,000円
- 1年間で12,000円
- 2年間で24,000円
もタイプAより割高になってしまいます。
一人暮らしの場合は、スマホセット割「ドコモ光セット割(ドコモ光パック)」を考慮しても割高になってしまう可能性が高いので注意したいところです。
最後に
ドコモ光の単独タイプは、
- どうしてもプロバイダのメールアドレスを引き継ぎたい
- プロバイダの違約金発生しない更新月まで待ちたい
といったケースでしかおすすめできません。
また、基本的には、フレッツ光対応のプロバイダであれば「単独タイプ」でも利用できますが、100%ではないので必ず確認するようにしましょう。
特別な事情がない限りは、ドコモ光のプロバイダ一体型で月額料金が安い「タイプA」を断然おすすめします。
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