大手通信キャリアであるNTTドコモが提供する光コラボのインターネット光回線”ドコモ光”
ドコモ光では、ネットや電話の他にも映像サービスも提供されています。
この記事では、アンテナ不要で地デジとBSデジタル放送を視聴できる”ドコモ光テレビ”について紹介します。
目次
ドコモ光テレビの特徴
ドコモ光テレビの最大の特徴がドコモ光の光回線(光ファイバーケーブル)で受信する点です。
そのため、アンテナ工事(UHFアンテナやパラボナアンテナの設置)やテレビの近くにSTB(セットトップボックス)などの受信接続機器を設置することなく、地デジとBSデジタル放送を視聴可能です。
自宅の外観がすっきりするだけでなく、雨や雷などの悪天候でも映像が乱れにくく、近隣にある高圧線や高層ビルにも影響されないメリットがあります。
名称は違いますが、「フレッツテレビ」と視聴内容や料金は同じです。
サービス提供エリア
ドコモ光テレビのデメリットとしては、サービス提供エリアが限られている点です。
東北、北陸、中国、九州・沖縄では、未提供の地域が多くなっています。
エリア | 都道府県 |
---|---|
東日本エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、新潟県、福島県、北海道の各一部地域 |
西日本エリア | 大阪府、和歌山県、京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、広島県、岡山県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、佐賀県の各一部地域 |
※東日本エリアでは、マンションの場合「光配線方式」のみご利用可能です。ただし、接続可能なTV台数は1台となります。
※西日本エリアでは、戸建てでのみご利用可能です。
視聴できる番組
ドコモ光テレビに加入することで、4K放送を含む地デジ、BSデジタル放送を楽しむことが可能です。
例えば、東京都、大阪府、愛知県の放送番組は、次のようになります。
東京都
地デジ | NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ、TOKYO MX、スカパー!ナビ1・2 |
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BSデジタル放送 | NHK BS1(別途受信料)、NHK BSプレミアム(別途受信料)、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、BS11、TwellV、BSキャンパスex、BSキャンパスon、Dlife |
BS4K放送 | BS朝日 4K、BSテレ東 4K、BSTBS 4K、BSフジ 4K、NHK BS 4K |
大阪府
地デジ | NHK総合(大阪)、NHK Eテレ、サンテレビ、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ、読売テレビ、スカパー!ナビ1・2 |
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BSデジタル放送 | NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、BS11、TwellV、放送大学、Dlife |
BS4K放送 | BS朝日 4K、BSテレ東 4K、BSTBS 4K、BSフジ 4K、NHK BS 4K |
愛知県
地デジ | 東海テレビ、NHK総合(名古屋)、NHK Eテレ、中京テレビ、中部日本放送、名古屋テレビ、三重テレビ(一部視聴不可)、テレビ愛知、スカパー!ナビ1・2 |
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BSデジタル放送 | NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、BS11、TwellV、放送大学、Dlife |
BS4K放送 | BS朝日 4K、BSテレ東 4K、BSTBS 4K、BSフジ 4K、NHK BS 4K |
その他、有料オプションに加入すれば、約150ch(4Kは3ch)の専門チャンネルが楽しめるスカパー!放送も視聴可能です。
ドコモ光テレビの月額月額
ドコモ光テレビの月額料金は750円となります。
月額料金 | 750円 (内訳) スカパーJSAT施設利用料300円 テレビオプション伝送サービス料450円 |
---|
この料金で
- 地デジ
- BSデジタル放送
- BS4K放送
が家中全てのテレビで楽しむことができます。
なお、スカパー!を視聴したい場合は、別途契約(有料)しなければなりません。
ドコモ光テレビの工事費
ドコモ光テレビの工事費は、
- テレビ1台
- テレビ複数台
で大きく違ってきます。
テレビの台数 | 基本工事費 | オプション工事費 |
---|---|---|
1台 | 12,300円 | 無料 |
2~4台 | 25,600円 | 無料 |
※別途テレビ視聴のサービス登録料が2,800円かかります。
※ドコモ光テレビを単独追加工事する場合は、工事事業者派遣代として6,500円が追加で発生します。
ドコモショップでスカパーを同時に申し込んだ場合
ドコモショップで「ドコモ光テレビ」と「スカパー」を同時に申し込んだ場合は、工事費が実質無料となります。
テレビの台数 | 基本工事費 | オプション工事費 |
---|---|---|
1~3台 | 実質無料 | 無料 |
4台以上 | 4台目から1台追加ごとに5,000円 | 有料 |
※契約から2年以内に解約をした場合は、違約金21,384円が請求されます。
※ドコモ光テレビを単独追加工事する場合は、工事事業者派遣代として2,000円が追加で発生します。
しかし、通常、自宅でテレビを視聴できるようにするにも、電波を受信するためのアンテナ工事が必須。
相場としては、諸費用込みで5~10万円近くします。
そのため、ドコモ光テレビの工事費は、アンテナ設置工事と比べれば割安とも言えます。
工事費の分割
ドコモ光テレビの工事費を一括で支払えない場合は、分割での支払いも可能なようです。
何回払いまで対応しているのかは、公式サイトには記載されていないので申し込む際に確認しましょう。
ドコモ光テレビの違約金
ドコモ光テレビの解約に関しては、最低利用期間の定めはなく、違約金も発生しません。
違約金 | 0円 |
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※ドコモショップでスカパーを同時に申し込んだ場合は、2年以内の解約で違約金21,384円が請求されます。
ただし、ドコモ光のネットに対する違約金が発生する可能性があるので注意しましょう。
関連記事:ドコモ光の違約金は1.3万円、解約金を0円で済ます方法
ドコモ光テレビの4K放送について
ドコモ光テレビでは、2018年12月1日に開始された「BS4K放送」を楽しむことが可能です。
もちろん、4K放送を視聴するための追加料金は必要ありません。
今後も東京オリンピックが開催される2020年に向けて、民法各社の4K放送が急速に進んでいくと考えられます。
4K対応テレビ
テレビで4K放送を視聴するには、必ず4Kチューナーが付属している機種を選ぶ必要があります。
現在、安価で販売されている「4K対応テレビ」は、4Kチューナーが内蔵されていないので注意が必要です。
一部の動画配信サービス(Netflix、dTV、Amazonプライムビデオなど)のみ4K動画を楽しむことが可能です。
最近は、お手頃な価格帯の「4Kチューナー内蔵テレビ」も登場しているので購入時に確認をしましょう。
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